本記事では拙著『多重量化文の充足条件』をご紹介させていただきます。
本書で取り上げられる多重量化文とは、以下の形式の述語論理の文のことを言います。
∀x∃yRxy
∀y∃xRxy
∃x∀yRxy
∃y∀xRxy
まだありますが(∀x∀yRxyとかでもよい)、充足条件を与えるのが特に難しい、これら4つの問題が選ばれ、本書で考察されています。
多重量化、充足条件という言葉からわかる通り、本書の内容は記号論理上級者向けとなっています。それらの用語をまず知りたい、という方は『文系のための記号論理入門ー命題論理から不完全性定理へ』を事前に読むことをおススメします。
特に充足条件を与えるのが(考えるのが)難しい、上記4つの文が選ばれ、考察されています。
電子書籍
本書は電子書籍になります。
AmazonKindleで読むことができます。楽天での販売の予定はありません。
電子書籍は現在、AmazonKindle電子書籍アプリか、楽天Kobo電子書籍アプリを使って読むのが主流になっています。
初歩的ですが、電子書籍のこの辺の事情は下記記事をご参照ください。

内容紹介
本書の著者に対する位置づけは下記文章ですべて物語られているようにみえます。
『記号論理精選問題集【反証図とカウンターモデル】』を執筆中にできた,いわば副産物が本書『多重量化文の充足条件』である.本(著作)というにはあまりにも短いが,『反証図とカウンターモデル』のなかに埋め込むには,あまりにも長い文章になることが予測できたので独立した本にした.
出典:同書「はじめに」
著者は、記号論理のマイナーな問題を『論理学論文集』として出版していることを計画しており、本書は、その第一弾となったわけです。
本書は多重量化文について、意味論(という論理学の分野)からの研究になります。それなりに意義を持つと考えられます。
本記事はここまでです。
本書『多重量化文の充足条件』に対して、なにかご意見ありましたらコメントを書き込んで頂ければ、と思います。


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