まず、次の日本語を英語にしてみてください。
このことは、英語を自宅で学ぶ可能性を排除する。
まあ、多少とっつきにくい表現もありますが先に答えを示すと、次のようにになります。
This rules out the possibility of learning English at home.
問題は黄色で示したところですね。こう書いてはいけないのでしょうか?
This rules out the possibility to learn English at home.
これが、本記事での焦点になります。
書いてはいけない
結論から述べると、上記のように書いてはならないです。つまり、
This rules out the possibility to learn English at home.
この表現は認められていません。
不定詞の文法として説明すると、形容詞的用法ですね。
I have a book to read. 読む本がある。(不定詞形容詞的用法の例文)
もう少し上掲文(This rules out the possibility to learn English at home.)に寄せて書くと、同格ですから(修飾される名詞と、不定詞の関係が)、次の例になるでしょう。
It is time to go to bed. 寝る時間だ。(不定詞形容詞的用法、同格の例文)
いずれにせよ、この発想(to不定詞の形容詞的用法、同格)でpossibilityを使ってはならない。これが本記事の焦点になります。
ジーニアスによる説明
なぜ、
This rules out the possibility to learn English at home.
といった表現はダメなのでしょうか。
ジーニアス6版p.1589では、以下のように説明されています。
There is no possibility of his success. 彼が成功する可能性はない。
♦不定詞を用いて He has no possibility to succeed. とはいわない。
ジーニアスの該当文章では、noはtheとなっていますが、これはミスですね。いま確認しましたが第4版から修正されていないみたいです。これはひどい。
理由はない?
結局、上述のジーニアス6版の説明がすべてのような気もします。
つまり、コロケーション(慣例的な文法)なのでしょうか?
of の同格については下記記事で既にお話ししました。

同格に定位するなら、別に不定詞の形容詞的用法、同格でそれ(ofによる同格)を置き換えてもよいような気がするのですが・・・
なにかもっと深い文法的理由があるのかも知れません。


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