中学生の時、副詞の位置として次のように習う。
① be動詞の後 He is often late.
② 一般動詞の前 He often comes late.
しかし、これはいわゆる頻度の副詞に限った話で、副詞の位置はもっと多様である。
頻度の副詞・・・often, usually, alwaysなど
動詞修飾、文修飾、そのほか修飾
ロイヤル英文法によれば、次のように説明されている(要約)。
副詞には次の3つの種類がある。
① 動詞を修飾する副詞(pp.319f.)
② 文修飾の副詞(pp.326f.)
③ 形容詞,副詞,名詞(代名詞)を修飾する副詞(pp.325f.)
これらにおいて英語執筆の実践で一番迷うのは①動詞修飾副詞と、②文修飾副詞であろう。
ちなみに上に述べた頻度の副詞は①動詞修飾の副詞に分類される。
文頭、中位、文尾(文末)
ロイヤル英文法によれば、副詞の位置には次の3種類がある。
(1)文頭 Now you can rarely see bears here.(現在ここでクマを見る可能性は稀です※)
(2)中位 Now you can rarely see bears here.
(3)文尾 Now you can rarely see bears here.
※日本語訳において英語の品詞、位置などと一対一対応させないのはワザとやってます。意味優先ということです。
文頭と文尾においてはコンマが問題になる
英語文章実践家(自称)の視点でいわせてもらうと、文頭と文尾(文末)の位置において、副詞使用で気になるのは、コンマを付けるか、付けないか、である。
これについて一般的に、ロイヤル英文法は次のように説明している。
① 動詞修飾の場合、文頭・文尾ともにコンマをつけない(同書p.320)。
② 文修飾の場合、文頭ではコンマはあったりなかったり。文尾ではコンマをつける(同書p.327)。
英文法ではないかも知れない
以上の話(副詞の位置、コンマ)は、確かに頻度の副詞なんかを扱う時には、並び替え問題として英文法の問題になるに違いないが、私(管理人)は一般には英文法には乗りにくいと思っている。
なぜなら、中位ひとつとっても、助動詞の前、be動詞の前、一般動詞の後、ということは英語の文章を読んでいるとしょっちゅう起こりうることだからだ(例文を引き合いに今出せないのをもどかしく思うけれども、見つけたら本記事に書き加える)。
ようするに副詞の位置の問題は文体にかかわっている。この意味で客観的な文法を超えた問題のように思えるのだ。


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