of は英語表現の中でも特別に難しいものだと感じている。

英語を使った文章を書いていて、しみじみと of は難しい、と思う。
というか日本語の「の」を英語で表現するのが難しい、といった方が正確かも知れない。
現在悩んでいるのは、例えば「NKの推論図」は以下の2通りの表現である。
「NKの推論図」の2つの表現
1.inference-figures in NK
2.inference-figures of NK
頭にtheをつけるかどうか(例えば1.the inference-figrues in NKとするかどうか)については以下の記事で扱ったので今回は割愛させてもらう。

of を使いたくなる時
さて、ほとんどの人が「NKの推論図」と英語で書く時、上掲1つまり
inference-figures in NK
と書くだろう。しかし「私達の議論におけるNKの推論図」といいたい時には、これだと、
inference-figures in NK in our (current) discussion
とin が重なってしまってなんだか格好悪い。そこで of を使って以下のように書きたくなる。
inference-figures of NK in our (current) discussion
この of の用法は許されるのだろうか?
これは同格の of とは似て非なる用法である。

それを以下に説明したい。
所有・所属・所在の of
「NKの推論図」を上掲2で書く時、
2.inference-figures of NK
この文法的根拠はどこにあるか?
根拠は所有・所属・所在の of だといえるだろう。
所有の of : a picture of my father’s 「私の父所有の絵」(いわゆる二重所有格)
所属の of : the legs of the table 「テーブルの脚」
所在の of : the University of Tokyo
この内、上掲2.inference-figures of NK は、恐らく所属だろう。これを文法的根拠として、その表現は正当化されると思う。
以上の説明は、ジーニアス6版 p.1429に載っている。



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