名詞 in … を 名詞 of … にしてよいか?

英語英語表現(熟語,単語)

 

of は英語表現の中でも特別に難しいものだと感じている。

 

同格の表現:of の使い方
同格(apposition)とは日本語の「~という」にあたる表現である。英語で文章を使っている時に非常によく用いる表現であるが、私(管理人)が現在、引っかかっているところを本記事で少し、まとめてみたい。ロイヤル英文法pp.130-132での...

 

英語を使った文章を書いていて、しみじみと of は難しい、と思う。

 

というか日本語の「の」を英語で表現するのが難しい、といった方が正確かも知れない。

 

現在悩んでいるのは、例えば「NKの推論図」は以下の2通りの表現である。

 

NK推論図」の2つの表現

1.inference-figures in NK

2.inference-figures of NK

 

頭にtheをつけるかどうか(例えば1.the inference-figrues in NKとするかどうか)については以下の記事で扱ったので今回は割愛させてもらう。

 

A of B で,Aにはtheでフタをするか?
日本人は基本的に英語を話す時theを付けたがるクセがあるとおもう。私(管理人)もそうだ。このtheグセ(癖)ともいえる傾向は、ofによる限定で頂点に(?)達するように思える。例 the pictures of birds 鳥の絵(いくつかあ...

 

 

of を使いたくなる時

 

さて、ほとんどの人が「NK推論図」と英語で書く時、上掲1つまり

 

inference-figures in NK

 

と書くだろう。しかし「私達の議論におけるNKの推論図」といいたい時には、これだと、

 

inference-figures in NK in our (current) discussion

 

in が重なってしまってなんだか格好悪い。そこで of を使って以下のように書きたくなる。

 

inference-figures of NK in our (current) discussion

 

この of の用法は許されるのだろうか?

 

これは同格の of とは似て非なる用法である。

 

同格の表現:of の使い方
同格(apposition)とは日本語の「~という」にあたる表現である。英語で文章を使っている時に非常によく用いる表現であるが、私(管理人)が現在、引っかかっているところを本記事で少し、まとめてみたい。ロイヤル英文法pp.130-132での...

 

それを以下に説明したい。

 

 

所有・所属・所在の of

 

NK推論図」を上掲2で書く時、

 

2.inference-figures of NK

 

この文法的根拠はどこにあるか?

 

根拠は所有・所属・所在の of だといえるだろう。

 

所有の of : a picture of my father’s 「私の父所有の絵」(いわゆる二重所有格)

所属の of : the legs of the table 「テーブルの脚」

所在の of : the University of Tokyo

 

この内、上掲2.inference-figures of NK は、恐らく所属だろう。これを文法的根拠として、その表現は正当化されると思う。

 

以上の説明は、ジーニアス6版 p.1429に載っている。

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