広辞苑第五版

文献案内日本語

日本語表現が気になるようになってから、辞書は広辞苑を使っている。分厚いやつだ。これから日本語の記事(日本語を使う、ではなく日本語について考える記事)も書いていきたいので、ここで紹介しておきたい。


 

 

広辞苑(こうじえん)を買った時のことは、よく覚えている。

 

分厚い広辞苑を右手で鷲掴みにしてレジに持って行く時に思い切り落としてへこませてしまった(角にキズがついた)。

 

しかし申し訳ないので、そのまま買った。キズはまだしっかり残っている。

 

 

広辞苑いまは第七版

 

 

そんな広辞苑も今では第七版らしい。

 

1998年(平成10年)11月11日:第五版発行
2008年(平成20年)1月11日:第六版発行
2018年(平成30年)1月12日:第七版発行

広辞苑,刊行年譜(Wikipedia)

 

こう見ると何となく、第五版を買って、なんだ六版が出てたのか?と思ったような気もする。

 

断言する。辞書は時代の映し鏡である。常に新しいものがいい。

評者:永江朗

(週刊朝日 掲載)ーAmazon紹介文から

 

いや、こういう文体が好きではないし(「断言する。・・・」と先に大きなことを言う文体)、こういった考え(永江朗の考え)を私はしていない。欧米語の辞書は新しいものが欲しいとは常に思ってしまうのだけれども。

 

なぜ「久々」など「々」を使わないのか

 

広辞苑で調べものをしている時、いつも気になるのが「久々」を「久久」と書き「々」を使わないところだ。

 

その理由を説明してほしい。どうせ「々」は省略表現だからダメとか言うのだろうが、そういった重要事項は真っ先に人目の付くところで教えてほしい(辞書の凡例など)。

 

あるいは国語学者の間では常識、などと言われたら猶更(なおさら)腹が立ってしまうだろう。

 

 

漢字の選択肢が多い

 

あと漢字の選択肢に自由度がありすぎて、どれを使ったらよいのか迷う。

 

例えば「こんげん」には根元・根源・根原3つが許されている(第五版p.1020)。だからどれなんですか?と質問したくなる。

 

答えはどれでもよいですよ、なんだろうが、いや、そこを絞り込んでくださいよ、あなたの仕事でしょう?と言いたくなる。

 

こういう時、結構パソコンの常用表現(あんまり当てにならない)に頼ってしまったりする。

 

とりあえず、「旧式」第五版でしばらく行くつもりです。

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