前回のつづきです。

形式的な、ブロークンでない英語を使わなければならない場で(というか文書で)、「さて」と表現するにはどうすればよいか。
1つめの候補はWellだった。
今回は2つめの候補として、Well thenを取り上げてみたい。
候補2.Well then
Well thenなんて、前回のwellに毛が生えただけじゃないか、と言われそうだが、辞書的にいうと「さて」をwell thenと表す案は、wellの項目ではなく、thenの項目にのっている。
つまりwell(wellの項目)とwell then(thenの項目)は違う。
ひとつ例文をみてみよう。
Well then, I’ll see you tomorrow.
それじゃあ、また明日ね!
ジーニアス第6版p.2109に載っている例文である。
well thenもなんかもwell同様、口語的にみえる。
しかし、thenに重点が移行することで、間投詞つまり口語表現ではないですよ、と言い訳することもできそうである。
thenの多様性
thenは外人の文章を読んでいると、非常に多様な使い方がされる。ほとんど接続副詞(howeverとか)くらいの論展開能力を持っているようにみえる。
私達が知っているthenの意味といえば、
then = at that time(その時)
if …, then~ (もし…ならば~)
くらいであろうが、外人の文章だと、もっと唐突に「なので」位の意味でthenが使われていることがある。実際、ジーニアス第6版p.2108では、thenに「従って、だから、それゆえ」という論展開のつなぎ言葉としての意味があることが認められている。
well thenは、この「従って、だから、それゆえ」の意味に近いかもしれない。少なくとも「さて」ちという話題の切り替えとは毛色が違うかもしれない。
もう少しよい文語的な「さて」の表現はないだろうか。ひきつづき考えてみたい。


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