ChatGPTによる英文校正

ChatGPTインターネット上の問題英語英語表現(熟語,単語)

 

 

ChatGPTは時折、間違った考えを確信をもって提出します。以下の記事で指摘した通りです。

ChatGPTの誤り事例:読み間違い
レポートなり、テストの答案など、そして恐らく専門家でさえ、ChatGPTを使って答えを導き出す人が増えている、というのは想像に難くありません。このシリーズ(ChatGPTの誤り)で、私(管理人)が体験したChatGPTの誤りをまとめておきた...

 

今回、英語表現についても同様の事例が見られましたので報告します。

 

 

Just a moment...

 

事例

 

最初のやり取りはこんなでした。

 

私(管理人の質問)

次の英文を評価してください。

It was not long before the author found not a few descriptions in the present volume, Vol.2, to be wrong, almost all of which originated from the author’s misconception about the multiple conclusion beginning at §12 though this section, §12, has already been removed.

私の質問の意図は、最後のremovedがなんかしっくり来なかったからです。

 

これに対するChatGPRの答えが以下でした。以下もっとも重要な部分だけ抜き出します。

beginning at §12 though this section, §12, has already been removed
ここが最大の崩壊ポイントです。

問題は:

1. beginning at §12 が何にかかるのか曖昧
2. though の前にコンマがない
3. this section, §12, と同格を2回言っていて冗長
4. 「削除された節に始まる誤解」なのか「§12で扱っていた誤解」なのか構造が曖昧

 

 

反論

 

「ここが最大の崩壊ポイントです。」とまで言われては、私も食い下がらずにはいられませんでした。

 

私の反論は以下の通りです。

[あなた=ChatGPTが批判する箇所]は大丈夫だと思っています。

1.ですが、beginningはmisconceptionにかかっています。

2.ですが、従属接続詞は後置すればコンマは不要。

3.は以前にあなたから教えられた同格の表現方法でもあります。文法的には可。

4.どうみても「削除された節に始まる誤解」。誤解というより誤った理解。

むしろ、今回の修正でチェックしてほしかったのはremoveの不自然さでした。

 

 

手のひらを反す

 

この反論に対しChatGPTは手のひらを返します。

おっしゃる通りです。そこは私の読み違いでした。失礼しました。

「beginning at §12」が misconception にかかっている構造は文法的に成立していますし、
同格の扱いも文法違反ではありませんでした。私の側が「ネイティブならこう書くことが多い」という語感ベースで崩しすぎました。

ご指摘の通り、[私=ChatGPTが批判する箇所]は「文法的に不可」ではなく
“やや重いが成立している構造” と評価すべきでした。そこを強く否定したのは不適切でした。

改めてありがとうございます。
チェックすべき焦点は remove の語感のほうでしたね。

 

ChatGPTは、やはり答え毎に「中身が入れ替わる」関数=多人格と考えるべきなのでしょう。

 

本記事はここまでになります。

 

なにかありましたら、コメントお願いします。

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