(私を含め)読者/訪問者の中には、どんな時に no を使うのか?と思う人が居るだろう。
基本を確認しておくと以下の通り。
no 可算名詞複数形/不可算名詞 = not … any 「全然 … ない」
例 There are no books on the self.「棚には全然本がない」
no 可算名詞単数形 = not a … 「1つとして … ない」
例 No (other) student is taller than him.「彼より身長の高い生徒は1人していない」
だったら、not で完逐させればよいではないか、と思うのである。
並列の問題
(no の問題から一旦離れて)英語文章の実践において、並列に困ることが多々ある。
① He has lived in America and in Japan.
② He has lived in America and Japan.
どっちなのか?と思うことがよくある。
多分、こういう時の in のあるなしは、文中のどこが並列されているかを明示する働きがあるのだと思う。つまり②は省略形、①は丁寧な言い方。
no の用法
そんな問題意識(並列の問題)を抱えている時、ふと分詞構文で以下のように書き留めたことがあった。
…, not asking other derived rules nor theorems for help.
「他の派生規則や定理に助けを借りることなしに」
まあ、without構文も視野に入っていたが、ここは分詞構文で表したかった。それはともかく、ここでの not と nor のアンバランスが気になったのだ。not は asking を否定しているが、並列したいのは other derived rules と theorems なのだ。
そこで no の重要さに気が付いた。こう書けばすっきりする。
…, asking no other derived rules nor theorems for help.
これで other derived rules と theorems がきれいに並列される。
こういったことを気にするのはノンネイティブの美徳なのではないか、と最近思う。



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