今回紹介するのは、山口 俊治(やまぐち しゅんじ)著『コンプリート高校総合英語』です。
実況中継が大ヒット
山口 俊治(やまぐち しゅんじ)は、上掲画像の『実況中継』で大ヒットを記録した英語講師です。
Wikipedia山口俊治
私(管理人)は存じ上げていませんでしたが、いわゆるカリスマ講師だったのでしょうか。ただ、『実況中継』シリーズがいまだに読まれるタイプの参考書か、と問われれば首をかしげたくなります。
受験勉強、あるいは英語学習のスタイルとして、紙媒体(あるいは電子書籍媒体)の「目で追う」講義録が、それほど学習効果があるとは思えないのです。ひと昔前の学習方法、そんな印象さえ持ちます。
いまではYouTubeもMP3もあるのですから、そんな「昭和」の学習方法である『実況中継』を採用する人はいないでしょう。
固有の深い洞察
山口 俊治(やまぐち しゅんじ)著『コンプリート高校総合英語』に話を戻しましょう。
これは『実況中継』ではなく、『実況中継』の大ヒットをした山口 俊治(やまぐち しゅんじ)が書き下ろした硬めの参考書です。
ひと昔前の欠点は散見されますが、合間合間に深い洞察が示されており、そこに私(管理人)は魅力を感じています。
ひとつ特徴をあげるとすれば、SVOCに基づく5文型に説明の基礎を置いているところですね。
SVOCに基づいて倒置を説明するくだりがあるのですが(『コンプリート高校総合英語』pp.414f.)それは他の参考書にはない貴重な情報を提供していると思います。
使い方
私(管理人)自身は『コンプリート高校総合英語』は、調べものをするとき三次文献くらいの位置づけで考えています。
↓
2次参考文献 Practical English Usage
↓
3次参考文献『Inspire総合英語』と『コンプリート総合英語』
ここにNextStage(ネクステージ)などを織り込むこともあります。
『コンプリート総合英語』は今となっては古い参考書ですが、他類書の範型になったパイオニア的な参考書なのではないか、と現在は理解しています。


コメント(ディスカッション)